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コロナ終息後の不動産市場予測

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コロナの影響は不動産業界にも当然ながら出ています。
今後、一般商品について消費マインドがストレスからの解放により上がるのか、低下により景気は悪化していくのか読めない状況ではありますが、少なくとも不動産などの高額商品については悪化していくだろうと予想されます。

元々、2019年末頃から都内マンション価格などは下落し始めていました。
そこにこのコロナが追い打ちを掛けます。ここでは、コロナ終息後の不動産市場を予測していきます。

大きく分けて都心と地方で見ていきたいと思います。


都内不動産市場の予測

すでに一定のテレワークが常態化しています。この流れはもう少し後に来ると予測されていましたが、今回のコロナ危機で前倒しになった感があります。
テレワークの常態化により、都心一等地のオフィスビルの空室率は上がるでしょう。幸か不幸かテナントを借りずに仕事が出来る環境作りが進んでしまいました。そして会社に行かずに仕事が出来るという事に多くの人が気づきます。特にIT系のオフィスが多い渋谷などは懸念されます。

週に1日か2日しかオフィスに行かないのであれば、駅近のマンションに住む意味がなくなってきますので駅近のマンションの価格帯は下がるでしょう。そして少し歩いた距離でも広さであったり環境が良いマンションや戸建ては相対的に人気が高くなるでしょう。
従来の様に駅近という事での不動産価値は変わっていくと考えられます。



地方不動産の予測

これは希望的観測も含まれていますが、今回のコロナと5G設備、テレワークの常態化に伴い都心を離れてリビングコストの安いベッドタウンの人気が再燃する可能性があります。
また自然溢れる地方で暮らしたいと思う方も増えていくのではないか予測しています。
地方については各地方が元々あるポテンシャルや伝統などを上手く現代とミックスさせて成功しているところもあります。それが今後一掃進むのではないでしょうか。
そこに地方は活路を見出していき、自然と芸術やアートが一体化したものがより多くの場所で増えていき、人も集まります。これからが本当の地方創生ではないでしょうか。



今回のコロナにより働き方、また生き方も考えさせられていると思います。
従来の価値観が全く変わってしまう事も予想されます。

不動産市場では立地などの価値が見直されるのではないかと思っています。
人が本当に幸せに暮らせる環境作りなどのソフト面の充実が新たな価値に繋がっていくのではないでしょうか。